
2019年12月10日放送の『あさイチ』は、年末年始に食べたい絶品牛肉料理を特集!和洋中人気のシェフが丁寧に作り方を伝授してくれました。ここでは番組内で紹介されたレシピの中から、「フライパン・ローストビーフ」のレシピをご紹介します。フライパンで作るのに、レストラン顔負けのローストビーフができますよ。レシピを教えてくれたのはイタリアン・落合務シェフです。
フライパン・ローストビーフのレシピ
材料(作りやすい分量)
【ローストビーフ】
牛肉(塊) | 300g |
塩 | 小さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ3弱 |
たこ糸 | |
黒こしょう | 適量 |
ルッコラ | 適量 |
【ソース】
にんにく(薄切り) | 1かけ分 |
バルサミコ酢 | 100ml |
塩 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 小さじ1 |
こしょう | 適量 |
無塩バター | 15g |
小麦粉 | 適量 |
作り方
【ローストビーフ】
- 肉は常温に戻しておきます。
ここでポイント!
作る1時間以上前に冷蔵庫から出してください。
常温に戻しておくことで肉が中まで温まりやすくなります。
- 肉をたこ糸で巻きます。
ここでポイント!
たこ糸で巻いておくことで、肉の繊維が曲がるのを防ぎます。
- 肉の全面に塩をまぶし、10分ほど置きます。
(塩はしっかりまぶしてください。)
- フライパンにオリーブオイルを多めにを熱し、肉を焼きます。
ここでポイント!
あまり強火でジューッと焼かないこと!
弱火でじっくり焼くことで柔らかくしっとりと仕上がります。
- 肉を返しながら全面に焼き色がつくまで焼きます。
- 焼き色がついたらフライパンを少し斜めにして油をため、蓋をして弱火で13~15分ほど焼きます。
たまに肉を返してください。ここでポイント!
油をためて肉を焼くことで早く火が通ります。
- 串を5秒ほど刺して抜き、熱くなっていれば中まで火が通っている証拠です。
焼き足りなければフライパンに戻して焼いてください。
- 肉に火が通っていることを確認してフライパンから肉を取り出し、アルミ箔で包みます。
5分以上置いて肉を休ませておきます。ここでポイント!
アルミ箔で包むと、しっとりとした食感になります。
【ソース】
- ローストビーフを焼いたフライパンに残っている油を半分捨て、にんにく(薄切り)を入れます。
弱火で熱し、油ににんにくの香りをうつします。
にんにくは取り出しておきます。
- ①の油にバルサミコ酢を加えて中火にし、沸騰させます。
- 火を弱火に落とし、塩、砂糖、こしょうを加えて、ひと混ぜしてから火を止めます。
- 無塩バターに小麦粉をまぶし、③に加えて混ぜ、バターが溶けてから中火にかけて混ぜ合わせます。
ここでポイント!
バターだけでもとろみは付きますが、小麦粉をまぶすことでよりとろみがつきます。
火を止めてから小麦粉をまぶしたバターを溶かすことで、ダマになりません。
- ローストビーフのたこ糸を取り、薄く切り分けます。その時に出た肉汁を④に入れて、ひと混ぜすれば完成です。
【仕上げ】
- 器にローストビーフを盛り付け、ソースをかけます。
仕上げに黒こしょう、ルッコラを添えれば完成です!
まとめ
ローストビーフはオーブンを使ったり、強火で焼き色を付けたりするイメージがありましたが、落合シェフのレシピでは全然違ってビックリです!
弱火でじっくり時間をかけて焼くことで、肉汁を閉じ込めてジューシーなローストビーフになるんですね。
今年のクリスマスでは、レストランにも負けない手作りローストビーフに挑戦してみてはいかがでしょう?
私はお肉が大好きなので、試してみたいと思います。
皆さんも参考にしてみてくださいね。